ハリスツイード復活、ダブルクロス復刻

マルキシ・09AW紳士服地コレクション

 マルキシ(株)の2009年秋冬紳士服地コレクションは、ハリスツイードの復活、英国で40年以上前に大流行したダブルクロス生地を現代に復刻したMAXIM TEX、"カノニコ"のコレクションが100色柄へと大幅に拡大するなど、注目の内容となっている。

<Harrisons of Edinburgh(ハリソンズ オブ エジンバラ)>
【CONQUEST(コンクエスト)】100% Wool310gms,33色柄
 ハリソンズが企画・提案する新しいコンセプトのスーツ地。グローバルに活躍するビジネスマンに向けて開発されたクオリティーは、ビジネストリップを含めた幅広いシーンで高いパフォーマンスを追求する。

<Harris Tweed (ハリス・ツイード)>
 クオリティ=Super Fine (スーパーファイン) 100% Wool400gms、30色柄(新30色柄)。
 待望のハリス・ツイードのコレクションが復活。復元力と耐久性が高いなどから、10年以上着用する事も可能とされるこのツイードは、現在も昔ながらの製法で、手間と時間をかけながら熟練職人が織り上げている。

<ブリタニック・コレクション>
 様々なクオリティー・色柄を収録した、マルキシ・オリジナル・コレクション。
【Britannic Collection  VITALE BARBERIS CANONICO (M911)】
 イタリアを代表するミル、“カノニコ”のコレクションが100色柄へと大幅に拡大。スーパー100'S から120'Sの良質な原毛を使用した5つのクオリティーで構成され、バラエティー豊かなストライプ柄を始めとするファンシー柄、グラデーションで展開される無地物までを網羅。
【Britannic Collection LUXURY SUITINGST (M912) 105色柄】
“フィンテス”“オルメザーノ”“クアレーニャ”“ラルスミアーニ”といったイタリアを代表する有名ミルの服地を核にしたイタリア服地主体のコレクション。スーパー100'S〜120'Sを中心に、ビジネスシーンの装いをよりコンフォートなものに。また、英国で40年以上前に大流行したダブルクロス生地を現代に復刻したMAXIM TEXは同社オリジナル商品として今季初登場。「柔らかく、ラインが非常にきれいで仕立て栄えのする」としている。

【Britannic Collection  LUXURY SUITINGSU (M913) 89色柄】
ファインウーステッドの生産で有名な、イングランド北部ブラッドフォードを代表する名ミル、"エンパイアー・ミルズ"のスーツ地を中心に編集。

外注の職人が自宅で人力織機(サ
イクリング式)を使い織り上げるハリ
スツイード(写真はマルキシ)

ブリタニック・コレクション